私が誕生数秘学と出会ったのは2016年でした。

共にボディワークを学んでいた友人に鑑定をしてもらったのが最初です。
カウンセリングシートの中に『自分のスタイルが見つかるまで自分を探し続ける』という一文を見つけたとき、「あー、なんだ！私はこれで良かったのか！」と、心からホッとしたのをよく覚えています。

継続力がない、忍耐力がない、、、

一つの事を長く続けている人たちと比較して、私は自分のことをそんなふうに思ってきました。
数字を通して見てみたら、興味のあることを様々経験し、違うと思えばまた次へ進む、そうやって生きてきたことは私の願いだったのかも、そしてその体験こそが、自分の強みになっているのかも、そう思え始めたら、ずっと閉じこめられていた囲いが開いて、目の前に気持ちのいい草原が開けたような、そんな軽やかさがやってきました。

私を囲いに閉じ込めていたのは、私自身だったのです。

その後、誕生数秘学を学ぶようになると、ひとつの物事や出来事でも、人によって（例え家族でも）、いろんな見方や捉え方をすることが、よくわかっていきました。

悩みがあったり、夢へ向かってうまく進めない時には、数秘学の知恵を使うと、自分の感情と少し離れて眺めることができて、心に余裕が持てるようになり、感情と事実の区別ができるようになりました。

他者への責任ではなく、自分の幸せに正直に、自分のために人生を進んでいってもいいのだと思えるようになり、それとともに、自己肯定と自己責任の気持ちが育っていって、どんどん自分軸になっていきました。

誰かに満たしてもらおうとする生き方から、自ら自分を満たす生き方へと変わり、イマココを生きる充足感に満たされるようになりました。

ボディワーカーである私の感覚では、誕生数秘学は「心のストレッチができるツール」といったイメージです。
凝り固まったものを解して、視野を広げ、しなやかな自分軸へマインドセットしてくれる知恵、そんなふうに感じて、活用し、お伝えしています。